保育園・保育士向け サービス概要
■サービス1:保育園向けサービス 保護者との対話代行
本サービスは、①園よりご依頼の内容をLINEによる無料通話でお受けし(60分)、②依頼のあった保護者と夜間にLINEにて対話(90分)をし、③聞き取った内容に対策を添えて保育園側にLINE(60分)にてフィードバックを行う、3回(3時間30分)の一連のやり取りを含む内容となります。
■メリット:
・第三者委員と心理士の両方の設置メリットを備えているサービスです。
・第三者の介入により、保護者は熱を帯びずに冷静さを保ったうえで対話が可能となります。また、児の保育を依頼している手前、遠慮が生じ、園に問題の根本にかかわる本音を話しにくい、といった保護者側の遠慮を回避し、本音を聞き取ることが可能となり、問題の深刻化の回避に寄与が可能です。
・ワーキングマザーは平日の公共サービスを受ける機会を失しており、日々の保育園での送迎時間で保育士とゆっくり対話する時間もない中、夜間のサービスは保護者にとって喜ばれるサービスであり、園の付加価値となり得ます。
・保育現場は予想しきれない突発事項が起こりうる現場です。保育時間外での対応事項が重なった時に、園長の限られた時間を有効活用するための、新たな選択肢となり得ます。
・保育園との関係が良好ではない保護者向けにも、活用いただけます。
■料金:25,000円
①園からの依頼・聞き取りLINE60分
②保護者との対話LINE90分
③対策を添えた園へのフィードバックLINE60分
■サービス2:保育士向けサービス ケースのスーパービジョン
本サービスは、園で対応を与儀なくされる、心理・母子関係といった課題に関して、保育士のみなさんを支援するサービスです。ご担当されている園児のケースや園での総合的な課題を継続的に扱うスーパービジョンです。5時間(300分)を1回1時間、1時間30分、2時間、3通りの枠で複数回、継続的に受けられます。
■ケース例:
・他児に対して、威圧的、支配的な言動を取り、他児との衝突が多い園児がおり、その原因が両親による園児に対しての関わりによるものであることが分かった場合、園による園児ならびに両親への対応、保育計画に関するスーパービジョン
・園児の遊び・行動に性的なアピールが多く、年齢との違和感があり、職員間で扱いに困っているといったケースに関するスーパービジョン
・お迎え児に両親から受けた家庭内の相談に関するスーパービジョン
・園の保育に疑問を持ち、働きずらさを覚えている保育士向けのスーパービジョン 等
■料金:
保育士個人でのお申込みの場合、あなたの年齢と就労年月(給与)を勘案し、
料金は、個別に設定させていただきます。継続可能な金額を提示いたします。
就労5年目未満の保育士:5時間15,000円
就労5年目以上の保育士:5時間20,000円
■背景:
・厚労省管轄の児童福祉施設の中で、心理士が必置となっていないのは保育園だけという現状があります。近年、パイロットケースとして、いくつかの都道府県では保育園向けの心理士の巡回相談が設置され始め、園児の家族関係を含む支援、虐待の可能性の早期発見、発達の課題の早期発見等の領域で一定の効果が見られています。今や保育園内で発生している課題が、園児の保育、発達の領域に留まらないことを示しており、多岐にわたる課題に向き合っていくために、保育園は積極的に他の専門性との共労を行っていく時を迎えていると考えます。
・地域社会において、保育園には家族と長期的に関わり、見守る役割が期待されており、児の保育の他に、保護者への支援も担当領域であることが保育所保育指針には明記されています。
保育士として保育以外のケースを扱ったスーパービジョンを繰り返すことで、多角的に力をつけることが可能です。それは保護者の信頼を得ることにつながります。保護者が保育士に抱く信頼を児は繊細に感じ取り、精神的に落ち着いた安定した状態で園内で過ごすことにつながります。保育以外の専門領域に関する保育士の理解が、結果、園児の安定につながっていくのです。ぜひとも、スーパービジョンの時間を有効に使っていただきたいです。
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