■今、感じてらっしゃるであろう不安、自分の大事な話を人に話す不安は自然な感情です
あなたは何か大きな壁にぶつかっている時、ひとりで悩みますか？
それとも、人に話すことを通して自分の気持ちや状況を把握し、考えをまとめていきますか？
誰かに大事な話をすることは簡単なことではないでしょう。

■カウンセリングを受けてみよう、そう思えるのはあなたの中に「健やかさ」があるから
​「人に相談するなんて弱い人がすること」そんな考え方があなたを邪魔していたりしますか？そんな方には「自立とは社会の中に依存先を増やすこと」*1 そんな言葉をご紹介したいと思います。
人とのゆるやかな関わりの中から、必要なサポートを受け取れる姿勢が自立という状態なのだと、わたしたちに教えてくれているように、わたしには感じられます。

「カウンセリングを受けてみようかな」そう思える今のあなたには、自分の中の違和感を感じ取る力がちゃんとあって、その声に耳を傾けて、行動を起こし、人にサポートを求められる人。それはあなたの健やかさの証でしょう。あなたは「大ごとになる前に手を打てる」「予防ができる人」といえるでしょう。

そのうえで「誰を話し相手に選ぶのか」は重要なポイントだろうと想像します。

■初回の冒頭20分間は「お試し」「無料」
「今日は選択日和」では、初めての方に冒頭の20分を「お試し」無料で話せる時間を用意しています。
話してみて、話しやすいな、と確認してからお話を続けることができます。
自分の大切な話がしにくいな、と感じたならば、20分で終了することもできます。

今一度、悩みがあるあなたがお持ちの選択肢を一緒に整理してみましょう。

■悩んでいるあなたはいくつかの相談方法をお持ちです
あなたが何か大きな壁にぶつかっている時、ひとりで悩む以外に、どんな方法をご存知ですか？それぞれの方法には、メリットとデメリットがあるでしょう。
あなたが抱えている問題、悩みはどこで、誰と、どう扱うのが適切でしょうか。一緒に考えてみましょう。

・お友達がいる方はお友達に悩みを相談することができますね。
→悩みを話せる友達がいることはとても幸せなことですね。ですが、テーマによっては話しにくい。友達の状況を考えて話す必要があり、自分の話したい時に話せるとは限らないでしょう。場合によっては、予期せぬトラブルが起こる。例えば相談したことによってその友達関係に悪影響を与えてしまうといった残念な結果を招くこともあるでしょう。

・行政にはみなさんの税金でまかなっている無料相談サービスが多数存在します。広報誌や市区町村のHPから探せます。
→行政が有資格者と契約しているため、一定の質が保たれたサービスを無料で受けられるのはありがたいですね。わたしも行政の相談業務をしていた時期があります。ですが、居住区の施設の開館時間は働く人の生活と合わない場合が多いです。加えて、希望した時間に毎回担当者と話せるとは限らず、回数が限られている、といった制限が付いて回ります。居住区で家族の秘密を話すのは気が進まない、そう感じる方も少なくないと想像します。

・宛名のないメールに気持ちを書いた小瓶を流すことができます。
→世界で一番優しいＳＮＳに小瓶を流してみる。気持ちが少し軽くなるかもしれません。わたしが信頼している管理人さんが運営している場所。誰かのやさしいお返事に出会い、人とのつながりに優しい気持ちになれるかもしれません。ですが、不特定多数の人が見ている場所であなた自身のことを細かく書くことに難しさを感じる人もいるでしょう。特定の人と何度も繰り返しやり取りを続けて自分の考えを深めていきたい時、自分が抱えている問題を具体的に解決する必要がある時には、別の方法が必要かもしれません。

・知恵袋といった無料の相談サイトで意見を募ることもできます。
→気軽に匿名で書き込めるサイトは、運が良ければ親切な人からありがたい意見を無料で聞くことができるかもしれません。ですが、心無い人の言葉に傷つくリスクを取らなければいけないでしょう。

・いのちの電話　等の無料電話相談サービスもあります。
→24時間無料でいつでも相談できる奇跡のようなサービス。いつ電話してもつながらない。こんな声を聞くほどにニーズがあるにもかかわらず、50年もの間に国が巻き取ることもせずあくまでも有志の団体として存続しているいのちの電話というサービスにわたしは驚きを隠せません。ですが、なかなかつながらない。相談したら傷つくことを言われて、相談前よりも気持ちが参ってしまった。そんな話を聞くたびに、なんともつらい気持ちになります。行政からの助成金といった運営費の支援が入っていない場合、相談員はボランティア、無償で活動していると思われます。結果として、相談業務の対応力にばらつきが生じてしまうのは避けられないことでしょう。

個人的な意見ですが、いのちの電話は相談員の自己犠牲の上に成り立っているのではないかと、相談員を心配しています。わたしはカウンセリングの場でお客様に安心・安全を提供するために、アカデミックな場を修了した後も、研鑽し続ける必要を強く感じています。また定期的にスーパービジョンを受けたり、自身の心のケアをすることも不可欠です。それには当然お金がかかります。わたしは無償のボランティア活動として、質を維持したカウンセリングサービスを提供することはできないと感じています。

■「今日は選択日和」のポイント
いろんな方法があることをご紹介してきました。無料のサービスがある中、お金を支払って、カウンセリングの場で自分のテーマを扱うというメリットと「今日は選択日和」のポイントをいくつか挙げてみましょう。

・守秘義務によって守られた安心・安全な場所である。
・お試しの時間で話してから、あなたの意志で継続することも中断することもできる。
・あなたの抱えるテーマ（家族・親子関係、海外生活、社交不安）に専門性を持っている聞き手である。
・いつも決まった相手と話せることで信頼関係を築きながら、意向を伝えながら進められる。
・匿名（ニックネーム）で話せる。信頼関係ができたら、自然と名乗れる時が来るでしょう。
・多重関係のリスクがない安全な場所である（多重関係とは、あなたとわたしが話し手と聞き手である関係以外の関係を重複して持つことを指します。例：ご近所さん、知人の友人、日本人コミュニティの仲間）
・自らお金を支払った一定の質を保ったカウンセリングの場で、あなたの状態の改善や具体的な成果のために、意欲的になれる。
 
これらを知ったうえで、カウンセリングを受けてみたい。少しでもより良いほうへと変わっていきたい。
そんなお気持ちがあれば、一度、あなたの抱えているお悩みについて、お話してみませんか？
もっとあなたらしく、楽に自然に生きられるように。