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子どもとのかかわりが苦しいあなたへ
なりたくない親になりそうで怖いあなたへ

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こんな親にはなりたくない。そう思っていた親になりつつある。
・子どものことは大切に思っているのに、一生懸命になればなるほど、子どもにきつく当たってしまう。
​・子どもにつらく当たった後、後悔し、自分を責める気持ちに襲われる。
そんなお母さん、お父さんへ向けて、メッセージを書いています。​
■あなたはどっち?
あなたは今の自分を変えられるものならば変えたい。そう思っていらっしゃいますか?
それとも、自分も同じような目に合ってきたからしょうがない。そう諦めるお気持ちがありますか?
どちらもお感じになった経験がおありかもしれません。今までは。
じゃあ、これからは。どうしていきたいと思いますか?あなたの幸せに近い形へむけて。少しずつでも変わっていけたらいい。そんなお気持ちはありますか?

子どもと自分のために、自分を変えたい、でもどうしたらいいのかわからない。
そんな方に向けたサポートです。
■カウンセリングの時間:最近実際に起こった出来事を細かく丁寧に振り返ります
カウンセリングの時間はどのように進むのでしょうか。「具体的に」お話を伺うことになります。安心してください。あなたの行動、言葉、思いをジャッジするようなことはしません。今のあなたのあり様を知ることから始めます。
最近、子どもに大声を張り上げたこと、ありましたか?それは、どこででしたか?
公園。リビング。子ども部屋。子どもはどんな様子でしたか?あなたはその時何を考えていましたか?あなたは必死に何が起こらないように声を張り上げていましたか
「ちゃんとしなきゃ!ちゃんとしなきゃ!」何者かにあなたは追い立てられているような感じがあったことに気づくかもしれません。または、その時あなたたち親子を見ていた他の人の目が気になっていたことに気づくかもしれません。その目線はあなたに何と聞こえていましたか?その声をかき消したくて、あなたは必死で子どもをおとなしくさせようとしていたことに気づくかもしれません。

あなたは思い出せますか?手を挙げた時の子どものことを。子どもの泣き声はあなたの耳にどう響いていましたか?その瞬間、その子どもの様子はあなたの眼にどう映っていたでしょうか。あなたは何を思いながら手をあげていたか思い出すことはできますか?
■何が起こっているのか。気付くことから始まる。
あなたとお子さんの間で起こる、微細なひとつひとつを、丁寧に見つめていくことを通して、あなたは小さな引っ掛かりに気付くでしょう。そう、すべては気付くことから始まります
それは、今のあなたではなく、過去のあなたがかつての似た状況でしていた反応そのものであったりします。反応を起こしやすい苦手な状況や環境があることに、あなたはだんだんと気づきを重ねていくでしょう。
あなたが子どもだった頃、親からかけられた声がけや、親から言われていた言いつけ、親が何よりも大事だとあなたに言語、非言語で教え込んだ何かに影響を受けていることに気づくでしょう。
そう。あなたは今を生きていないのです。今も過去を生きてしまっている、過去の何かに影響を受けた反応をして子どもに辛く当たっていることに気づくことでしょう。
あなたに影響を与えている過去と今を行ったり来たり話していく
不思議と、あなたはあなたの幼少期に両親や保育者との間で起こった出来事を話題にしたくなるかもしれません。今のお子さんの年齢だった頃のあなた自身の心象風景が今に影響していることが多いものです。
それが今のあなたに何らかの影響を与えていることに気づき、幼少期に抱いていた感情が吹き出ることもあるでしょう。または、記憶がはっきりしない出来事に行き着くかもしれません。それらはしかるべきタイミングで出てきたものとして大切に耳を傾けてあげましょう。カウンセリングとは、安心を確保しながらそれを行っていける場所です。
■今のあなたで、目の前の子どもと出会うあなたになっていく
自分の反応に気付いた時に、それをどう扱っていけばいいのか。掴むのか、避けるのか、なだめるのか。いろいろな対処方法があるでしょう。あなたは日々、実践し、わたしと一緒に振り返える時間を持ちます。うまく対処できた成功体験を積んでいくことになるでしょう。それは、今のあなたで、目の前のお子さんと出会う。そんな瞬間を経験していけるでしょう。
自分の行動を意識的に選択できるようになっていく
あなたはだんだんと、自分自身に気付いている時間が長くなり、目の前の子どもの様子をただ見つめることができるようになっていくでしょう。それがしにくい苦手な場面にも気づいていける。苦手なのが分かっていても避けられない場合の対処法をも身に着けていくでしょう。そして、対処法が増えていくことは、あなたの生きやすさにつながっていくでしょう。
​自分の周りにある活用資源に気付く
あなたはだんだんと自分の周りをも一層よく見えるようになっているでしょう。周りにある活用できる資源の存在にも気付いていくでしょう。信頼できる友人、あなたにとってプラスの影響を与える誰か、地域の支援網、行政サービスなど。一人で抱え込む癖を持つ方は多いですが、必要な時には支援を求めること、人に何かを頼むことはとてもわたしたちにとって大切な対処法だと気づくでしょう。
 
 
そのプロセスは誰一人として同じ歩みはありません。そして、状態が改善し続ける、右肩上がりの一本道、とはいかないでしょう。行きつ戻りつしながら、だんだんと生きやすくなるのを感じるにつれて、あなたにそれを扱う準備ができた時、そのテーマに関する出来事が日常のなかで自然と起きてくるものかもしれません。
カウンセリングはあなたのペースを尊重しながらあなたのペースで進めていくことができます。安心してください。
■自分で選択した方法で子どもと関わることができるようになる
その道を歩んでいく先には、自分を責めていた頃とはずいぶんと変化した自分に気付く日が来るでしょう。自分を大切にできる、子どもを大切に扱える、自分と子どもが、今、この時を楽しんで生きている、そんな時がいずれやって来るでしょう。
​そんな歩みを始めることを、一緒にはじめてみませんか。

ひとりで抱えるには苦しみが大きすぎる。そんな時は連絡ください。隣であなたの気持ちに一緒に触れることで、何かお手伝いができることがあるかもしれません。

​今日は選択日和 いのうえ
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