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学校の先生へ
■サービス内容
通常のカウンセリングと同じ価格で、個人的なテーマ及び、学校でのケースのスーパービジョンも併せて、お話いただけます。
■ケース例:
・生徒の不登校が始まった際の親対応と学校内の連携
■先生の働く現場の過酷さ
私は教育系の企業に勤めていた経験があります。200校以上の学校を担当し、先生方1000人以上とあってきました。学校の先生が置かれている状況は過酷なものに見えました。勤務時間の長さ、担当業務の多様さ、担任クラスの生徒数の多さ。昨今の生徒が抱えるケースの深刻さ、保護者との関係の難しさ、時に医療、学校、児相、教育相談、行政施設等、それぞれの異業種との連携に必要な知識が求められる難しい仕事でありながらも、学校からのバックアップは十分ではなく、職員向けのメンタルヘルスケアの仕組みはない。精神的にも肉体的にも疲弊しながら孤軍奮闘するのにはあまりにも厳しい職場です。
■学校は存在するいくつもの力動に複雑に影響をうけている
学校にはいろんな問題・課題が存在しますね。生徒の課題、生徒の背景に横たわるご家族の複雑なケース、生徒間の課題、生徒と職員の課題、職員と保護者の課題、職員間の課題、など、学校という現場は単純ではない多様な力動が存在し、先生であるあなたに、生徒に影響を与えています。
そこに、あなた、保護者、生徒、他の職員、つまり登場人物各自の未解決のテーマが複雑に投影され、時に巻き込まれます。その力動が行き交うシステムの中にいる当事者がその複雑な仕組みに気付くことは大変に困難です。
それは生徒にも大きな影響を与えています。生徒個人の課題に見えても、外的環境が大いに影響を与えていることが実に多く、生徒を理解するにおいて、生徒を取り巻くシステム・関係性共々扱う必要があります。
■第三者のスーパービジョンを受ける意味
学校という場所は、ある意味閉じた場所であるといえます。複数の関係者の中で、先生が孤立しがちではないでしょうか。先生をしっかり支えてくれるような学年主任、教頭先生、校長先生がそろっていればなんと安心できることでしょう。ほかの先生たちと一枚岩になって生徒と関わっていくことができたら、なんと心強いことか。現実のところ、ほとんどそういった話は聞きません。先生は孤軍奮闘しながら、生徒、保護者対応に追われているのが現実ではないでしょうか。
先生が学校の外の世界とつながっていることは、先生のバランスを保つための強い支えとなり得ます。生徒たちの前に立つとき、先生が力強いバランスでゆったりとクラスにいること、そういう心持で生徒たちと関わっていられることは先生のみならず、生徒たちにもプラスに働くでしょう。
また、スーパーバイザーは学校の枠の外にいるため、先生や生徒を取り囲む外的環境がどのような影響を与えているのかを第三者の目線からお伝えしていけます。それは先生の立場から見えているもの、感じていること、考えていることに風穴を開け、風に晒す機会となり、あなた自身のバランスを保つことに大いに役立ちます。力動に気付くことはあなた自身と生徒のどちらの支援にもつながるのです。
学校で働く先生を孤立させず、考える時間を共に持つことで、先生のおかれている立場や状況からあなたへの影響を見極め、あなたの強みの見立てながら、先生が担任される生徒のために、他の専門性との連携が必要なケースならば構築を検討し、状況の改善、問題解決へのステップを併走させていただきます。
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